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音感ー6歳までに育てたい耳のことー

  • 執筆者の写真: 聖美 嵯峨
    聖美 嵯峨
  • 4月23日
  • 読了時間: 3分

横浜よりこんにちは!


音楽に触れさせたいー 音楽が好きそうだから何か習わせようかな?ー


音楽やミュージカル教育で叶う’発達’についてお話しします. 中でも’耳’について 耳は私たちが思っているよりずっと早くから発達し、ずっと早くに発達のピークを終え、30代から衰えます. これだけ聞くと、もう遅いのか…と思ってしまいがちですが歌を始めるダンスを始めるのに遅いなんてことはありませんから安心してください☺️


耳の発達にはゴールデンタイムがあると言われており、その時期が0歳〜6歳にあたります. 因みに絶対音感を訓練で習得できるのも6歳までです. そのため絶対音感を持っている人は、生まれつきそうであった場合が殆どです.

音楽における’音感’も耳の発達に大きく関わり、音楽的な耳が育つのは幼少期の音楽体験によるものです. 音楽的な感性もその頃に聴いていた音楽が影響してくることが多いのです. よく、アーティストや俳優が「小さい頃よく母が聴いていて…」なんてエピソードを話します. 大人が思っているよりずっとずっと子どもの耳は音のシャワーを浴び、さまざまな音色を聴いているのです.


この頃にどんな音楽体験をするか? 音楽的な耳を育てたい(歌が好きそうだから歌をもっと伸ばしたいな…楽器を演奏してみようかな)とお考えでしたら、ご家庭で音楽を聴くこと以外に集中して耳を鍛える時間を作ると良いのです.

幼稚園や保育園でも日常的に歌の時間やリトミックがあると思います. その時間も子どもたちにとっては貴重な発達に関わる時間です. ただ、時間が限定的であったり専門の講師は月に1度程度が一般的です. 何事も身に付けるには’習慣的に繰り返し行うこと’を重要であり、音楽体験においては週に1〜2程度の集中して学ぶ時間があることが理想的です.


ゴールデンエイジ期と呼ばれる、あらゆる発達のピークは12歳ごろまでと言われていますから、6歳を過ぎても吸収力は抜群でぐんぐん伸びていきます.


また、カナダ・トロント大学の研究(Trainor, 2005)では 6歳までに音楽経験をした子どもは、聴覚処理能力や記憶力が高い傾向があることが示されています. 乳児の頃から音に反応する脳の領域(聴覚野)はすでに活動しており、3〜6歳で急速に発達することも、脳科学のMRI研究で明らかになっています(Sharma et al., 2002)

👂音の「高さ」「タイミング」「ニュアンス」を聞き分ける力は ✔︎ 語学力(特に母語+第二言語) ✔︎ 感情の理解と共感力 ✔︎ 集中力や記憶力 にも深くつながっています.


そして、ミュージカルの活動は、まさに🎶「音を楽しみながら、耳と脳を同時に育てる体験」なんです. 「ただ楽しいだけじゃなくて、ちゃんと“意味がある”」 そんな安心と納得を感じていただけたらうれしいです🎵





ということで今日は、音感を身につけるために6歳までに育てたい耳のお話しでした. スタジオでお待ちしております♪


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スタジオ紹介

横浜・恵比寿駅徒歩5分にありますミュージカルレッスンスクール「STM Theater」は 従来のミュージカルレッスンのイメージとは一線を画します.当スクールは、オーディション合格に向けて歌やダンスのスキルアップだけを目的としておりません. 歌や踊りなどを通じて、保護者さまや学校の先生、さらにはお子さま自身ですら気付いていなかった長所や魅力を見つけ、短所をも良い方へ良い方へ伸ばし、引き出します. そして、自分自身を最大限活かし切っていけるようサポートします.


 
 
 

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